ohakamairi-1先日の春のお彼岸の日
女房はその日は仕事が入っていて
娘と一緒にお墓参りをしました。

当家のお墓では
地面に生えている雑草を入念に摘み取り
墓石を入念に雑巾やたわしでお掃除
お花とおはぎをお供えして
ろうそくに火を着け、
お線香をたいて拝んできました。

当家のお墓参りは、
隣に母方のお墓もあるので2基しなくてはいけません。
母方の方々は誰も面倒を見てくれないので、私の義務となっています。
2基のお墓掃除は結構時間が掛かります。時間にして一時間位かな~
でも、娘は文句も言わず手伝ってくれるから助かってます。
終わった後は、お供えのおはぎを頂きました。

でも、これで終わりではありません。
嫁の実家のお墓参りもしなくてはいけないのが当家のルール。

しかし、嫁の実家のお墓はマンションタイプ!
だから、お墓の掃除は不要!
エレベーターに乗って、
3階で降りて○○の間と言うところに行き
横並び3パドック(笑)のどれでもいいから入って
カードをかざすと目の前の扉が開き
○○家のお墓が出てきます!

ろうそくは立てられませんが、焼香はできます。
しかも、電熱で温められた香炭で
パラパラと焼香すると、ボア~と煙が出ます。
このご焼香はいつも嬉しそうでいっぱい煙を出して喜んでいます。
高1なのに…でも、着いてきてくれるからいっか~…
で、お掃除をして終了!
楽ちん、楽ちん!

ここもおはぎをお供えしますから、
このおはぎも帰りの車の中で
パクパク!
これが嬉しいようでご褒美になっています。

お墓参りをするといつも思い出すのが、上岡龍太郎氏の話。

お墓参りは先祖に拝むのではなく、
お墓参りができる自分に対して拝んでる。

本当に苦労して働きづめだったら、お墓参りすらする余裕が無い。

お墓参りができる時間とちょっとした余裕があるからお墓参りができる。
だから、お墓に花を供える時、お花は自分に向いているだろ~
※言葉的には、結構変わっていると思うが意味は同じ

なるほどな~と思いました。

でも、今自分がこの世に生を受けていられるのは
自分より前の方々がいるから、今があるので。
一人でも欠けていたら、今の私も嫁も息子、娘もこの世に生を受けてません。
ご先祖様にはしっかり感謝の心を伝えてきた?春分の日でした。